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2019.05.04

生涯のかかりつけ歯科医院(アンカー)を目指して

 今日は晴れ間の広がる絶好の行楽日和となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか、なえぼ駅前歯科の大村です。
明日は更に気温が上がって、日中の最高気温は25℃を越えるようです。
豊平川マラソン(ハーフ)を明日に控え、今日は久し振りに(笑)1時間ほど軽くジョギングをしました。

今年に入り、より一層仕事が忙しくなっており 、夜12時過ぎまで病院に残ることも多く、少しずつ体も疲弊して走る
元気がなくなっていたのですが、昨日も札幌に帰省中の三男と久し振りに外食と映画(アベンジャーズ)を観に行き、
この連休で少しずつ元気を取り戻してきており(笑)、明日もゆっくり(ひとまず10kmの関門だけはクリアーして)完走
したいと思います。

完走を目指して

当院は苗穂駅に近い小さな普通の歯科医院ですが、当院のHPやこのブログをご覧になられ、地元では抜歯と言われたが、
何かもっと良い治療方法はないものかと、破折歯の保存治療や重度の歯周病治療、また欠損部のインプラント治療を希望
して、全道各地から患者さんがお見えになられています。先日の4/30にも帯広近郊から患者Kさん(40代、女性)が来院され
ました。

ネットの発信力ってすごいな~と日々実感すると共に、歯で困っている患者さんにとって福音となるような情報を、もっともっと
発信していきたいと思っているところです(なかなかいろいろな治療例をまとめて発信する時間が取れないのですが、今日も
休みを利用してこのブログをアップしています )。

前述したKさんは、地元では有名な歯科医院に1年以上通院し、治療費も結構かけたにもかかわらず3年で冠やブリッジが
だめになり(4歯が保存不可能な状態になっていました )、今回、何百万円というインプラント治療を提案されたとのこと。
医療不信となり、この先、どんどんご自身の歯がなくなっていくのではないかと大変心配され、現状でどういう治療が最適な
治療なのかを相談したいとのことでした。

アイヒナーB3ケース(Kさんの場合、奥歯のご自身の歯同士の噛み合わせが下の図と同様、左側小臼歯部に1ヵ所しか
ありませんでした)にありがちな喪失の流れを短い期間で辿っており(しかしながら、Kさんは決して咬合力の強い患者さん
というわけではありません)、B3、B4という治療の難しい欠損形態は見立てと予後予測がまず大切で、欠損を進行させない
ために鍵となる歯をいかにして守るかが、二工夫も三工夫も必要なのに(工夫が見られないな~)と、短期間で4歯も抜歯
せざるを得なくなっている現状をみて大変残念な気持ちになりました。

アイヒナーB3の一例

 アイヒナーB3ケースの一例

4/30に初診時診査を行った上で、Kさんに見ていただくための資料を夜中までかかって作成し、翌日5/1には奥様のこと
をご心配されているだんな様も同伴され(奥様思いの優しいだんな様でした)、わざわざ遠くから当院に来院してくださった
ということもあり、2時間ほど治療の患者さんをお入れせずにじっくりお話を伺った上で、
1.現状説明 2.どうしてこのような状況を辿ってしまっているのか 3.本来どのような対策(治療)をすべきであったのか 
4.現状を踏まえどういう治療が最適なのかをお話させていただきました。

また今後の治療方法として、
①インプラントによるブリッジ(残存歯は保存) ②インプラントオーバーデンチャー(義歯)(残存歯は保存しつつ、義歯の
沈下や回転防止を抑え、残存歯及び顎堤の保護に有効なところに部分的にインプラントを応用) ③インプラントを用いない
義歯の3つの治療方法を提案しました。

年齢もまだまだ若いのに歯がかなりなくなってきているのは、生まれつき歯が弱いとか虫歯になりやすい体質や遺伝が
関係していているのではないか、そうであれば今後残っている歯もこれまでと同様の経過を辿るのではないかという素朴な
疑問を持たれていましたが、そうではないということもご理解いただき、これまでの経過に関してもどうしてこの歯にトラブルが
きているのか、合点がいかれた部分が多かったのではないかと思います。

カウンセリング後即日治療方針が決定し、次回の予約を取って笑顔でお帰りになられる姿を拝見しながら、前日夜遅くまで
かかって資料を作成した甲斐があったなあ~と大変嬉しく思いました。

Kさんのように遠方から当院に来院される患者さんとは、本当に一期一会だと思いますので、この出会いを大切にして、
10年先、20年先、当院に通って本当に良かったと思っていただけるよう、Kさんの10年後、20年後の口腔健康に大きく
貢献できるよう、これから全力で治療を頑張りたいと思います。

歯で悩み、ご苦労されている患者さんに対し、スタッフ全員が笑顔で、患者さんの心に寄り添い癒せる場を提供できるよう、
また患者さんが希望されている治療にできるだけ添うことができるような臨床の引き出しを高いレベルで多く持てるよう、
まずは私自身が一医療人としてソフト、ハードの両面においてこれからも情熱を持って自己研鑽し続けなければならないと
思っています。

ここまでまた話が長くなってしまいました。次回は近日中に、4月に行われた恒例のランチ会と奥歯が全体にグラグラする、
歯ぐきが腫れる(重度の歯周病)とのことで、平成27年に来院されたNさん(50代、男性)のお話をさせていただきます。
乞うご期待ください 

円山公園の桜




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